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2018-02-11

副業でカメラ転売をしている人が陥ってしまう「副業の罠」とは?

今日は副業の方がカメラ転売で陥りがちな罠についてお話します。

カメラ転売だけでなく、ネット物販において専業の方が大きく稼いでるのに対し副業の方はあまり稼げないということが通例になっています。もちろん時間的な制約はかかっていますが、それ以外にも実は理由があるんです。

なぜ副業の人は大きく稼ぐことができないのか?

理由はたくさんあるのですがその中で一番顕著なのは「仕入れと出品のバランス」これをうまく管理できていなことが挙げられます。

たまにセミナーなどで副業としてカメラ転売に取り組んでいる方と話をすると

「最近、出品ができなくて在庫が結構たまってるんですよ」

なんてことをしれっと言う方がいたりします。

それを聞いて私は「あー、わかります」と笑顔で同調したりするのですが、内心では「え?在庫過多なの?一番ダメなやつじゃん」と思っています。

というのも、カメラ転売はカメラという非常に商品力のある商材をフルに回転させることで大きく稼ぐビジネスモデルであるからです。世界中のコレクターから求められている日本製のフィルムカメラやオールドレンズ、その大きな需要を利用し、商品を素早く回転させることで圧倒的な利益を生み出す。これがカメラ転売の本質ともいえます。

それなのにもかかわらず「いやぁ、出品してないんですよね」と堂々と言えてしまう、その感覚が商売としてどうなんだろうと疑問を感じてしまいます。カメラ転売の一番の魅力を消し去っているにも関わらず、危機感もそれほど持っていないということを考えると、物事の本質を理解していないというのは恐ろしいなと感じるわけです。

副業の人が陥りやすい「副業の罠」とは?

しかし、一番恐ろしいのはこれが特殊な例でないということ。会員の中にも副業の方は多くいるのですが、在庫過多になっている人がかなり多い。しかもなぜかこれが多くの副業の方に見られる傾向で、副業の人だけが「在庫を抱えやすい」状態になってしまうのです。というわけで、私はこれを「副業の罠」と勝手に命名しています。

副業の人は良くも悪くも「余裕」があります。もちろん「お金が欲しい」という気持ちは伝わってくるのですが、一方で気持ちのどこかに「副業がだめでも本業があるから」という「余裕」も感じられ、真剣味が足りない人が多いのです。この「余裕」がビジネスの邪魔をして、最終的には先に挙げた「副業の罠」という在庫過多の状態になってしまいます。

カメラ転売は不動産投資のように仕組みを作ってしまえば、手間をかけなくてもお金が入ってくるような受動的なビジネスではありません。投資というよりも完全に商売ですので、能動的に稼ぎに行く必要があります。動きを止めればお金は入ってきませんし、自分から動かないとまず稼げません。そういう意味で、やはり副業(特にサラリーマン気質が強い)の人はどこかギラりとした商魂が足りない。

一方で専業で取り組んでいる方はどうかというと、在庫を抱えているという方はあまりいません。むしろ金目のものはガンガン売っていって「他に売るものないかな?」とレンズキャップ一枚も見逃すことなく現金に変えている人が多い。まぁ、ある意味では商魂がたくましく、ある意味では意地汚い人が多いです笑。「在庫過多?なにそれおいしいの?」くらいの感覚で、気持ち的には「仕入<出品」という感じです。

もちろん出品することでお金が入ってくるわけですから、在庫過多なんていう状態にはならず、結局カメラという商品力をフルに活かして、月収200万円を軽く超えてしまうレベルになってしまうわけです。

ではなぜ、副業の方は在庫過多という罠に陥ってしまうのでしょうか?

この続きは次回の更新でお話しします。

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