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2018-02-09

副業としてヤフオクやメルカリに出品する場合に古物商の許可は必要か!?

前回の古物市場の記事で結構反響があったので、今回は古物商の許可申請について話をします。

よく会員の方から「カメラ転売は古物商の許可が必要なんですか?」と質問されることが多いのですが、結論から申し上げますとビジネスとして取り組むのであれば、カメラ転売だけでなくても中古品を扱う時点で古物商の許可は必要ではないかと思います。

それが例え副業であっても例外ではなく、古物商の許可を警察に申請しなければなりません。

そのため、私たちが会員向けに提供しているサービスのなかにも「自分で古物商の許可申請をしよう」という、古物商許可の申請方法についての講義はありますし、仕事が忙しい方のために格安有料で申請の代行を対応していただける行政書士の先生の紹介もしています。

中古品をビジネスとして扱う以上古物商の許可申請は避けて通ることができないといえるでしょう。

古物商の有無は融資にも影響してくる

「そうか、カメラ転売には古物商が必要なのか…」

と嘆く方もいらっしゃると思いますが、ビジネスとして取り組む以上、正攻法が一番安心です。私は起業する前は個人で古物商の許可を取ってカメラ転売をしていたのですが、周囲を見渡しても古物商を取ってる人は誰もいませんでした。それどころか「へぇ、古物商なんてわざわざとったんだー」なんて、奇特な人物扱いされてたくらいです。

しかし、実際に売上の上昇とともに事業が拡大し融資を考えたとき、古物商を持っていた私はかなりスムーズに融資が通った記憶があります。逆に、古物商を持っていなかった人たちは違法で中古品を販売しているということで、融資を断られたそうです。(まぁ、おそらくそれ以外にも理由はあるかもしれませんが…)

「今はまだ副業だし、融資とか関係ないよ」

そう思われる方もいるかもしれませんが、いざ資金繰りをする必要が出てきたときに「あー、なんで古物商の申請をしてなかったんだ!!」と後悔しても遅いわけです。

やるべきことはしっかりとやっておく。これをおろそかにして機会損失が出てしまったら、元も子もないですからね。

古物商はちょっとハードルが高いなと感じる方は

カメラ転売に限らず、ビジネスとして中古品を扱うのであれば古物商の許可は必要です。

でも、そうならばメルカリやヤフオクで中古品を売るという副業はちょっとハードルが高いなぁと感じることでしょう。ですので、まずは古物商の許可を取る前に自分が使っていたものをヤフオクやメルカリに出品して現金化してみることをお勧めします。

自分が使っていたものや不用品を売るという目的であればそれは事業性があるとは言えないと思いますので、まずはそういったところから中古品の販売に慣れていって、少しずつビジネスとして取り組んでいくのがよろしいのではないかと思います。

古物商というビジネスはどんどん拡大している

古物商の許可の申請が下りれば、あなたも立派な古物商です。古物市場で掘り出し物を探すもよし、ネットオークションで仕入をするもよし、直接お客さんから買い取るもよし、ビジネスとしての幅は大きく広がります。

リサイクルやリユースなど、中古品を扱うビジネスの拡大は近年勢いを増すばかりです。私たちが指導しているカメラ転売の会員さんたちも以前に比べると稼ぐ金額がどんどん大きくなってきています。直近ですと一人で200万円/月の利益を叩き出した人がいるくらいです。一応言っておきますが、売上じゃないですからね、利益です。200万円の利益を一人で稼ぐってすごくないですか?いやはや本当に驚くことばかりです。

カメラ転売を始め、中古品ビジネスはまだまだ参入の余地があります。副業として稼ぎたいのであればまずは古物商の許可はしっかりと取得しておくことをお勧めします。

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