【潜入レポート】「世界の中古カメラ市」に行ってきました!!@松屋銀座
先日、松屋銀座で行われた世界の中古カメラ市に行ってきました。相変わらずの盛況ぶりで、かなり良い仕入もできたので早速レポートさせていただきます。
世界の中古カメラ市とは
「世界の中古カメラ市」とは I.C.S 輸入カメラ協会が主催している毎年2月に行われるカメラの催事です。日本中の有名な中古カメラ屋さんが日本中からカメラを必死に集め出店しています。(話を聞きましたが、この催事のために世界中からカメラをかき集めているそうです^^;)
8月には写真機振興会が新宿の高島屋で「新宿クラシックカメラ博」を行うなど、2月と8月はカメラ転売をしている人にとってはかなりのビッグイベントです。個人的には今回の「世界の中古カメラ市」の方が相性が良いので、普段はネット仕入ばかりしている私もかなり気合が入りました。
「世界の中古カメラ市」は今年で第40回を迎えるということで、フォクトレンダーの nokton 40mm F1.2の特別記念モデルが発売されるそうです。ちなみにお値段は105,000円。50個の限定販売と言うことでしたが、私が到着した頃には列ができていて並んでました。多分初日で売り切れたのではないかと思います。列を作っているのを見て、やっぱりカメラ好きな人は多いんだなぁと実感しましたよ。
もちろん今回は百貨店なのでどのお店で買ってもクレジットカードが使えます。これは大きいです。普段リアル仕入をしている中古カメラ店ではクレカが使えないところも多いですから。なので、毎年のことですが、すごい量を買い込んでいるバイヤーと見られる方がかなりいました(特に外国人が多かった)。
ちなみに私はクレジットカードでお会計して、そのままカードを受け取り忘れるというトラブルに見舞われました。途中で催事場のど真ん中でマイクを使って呼び出されてめっちゃ恥ずかしかったです笑。
儲かる商品がたくさんあります
普段ヤフオク仕入などネット仕入を中心に行なっている人も、この「中古カメラ市」には参加するという人が多いです。なぜなら、この「中古カメラ市」どのカメラ屋さんもしっかりと売上を上げるよう松屋側からプレッシャーをかけられているという事情があるからです。だから、もうカメラ店側は必死で売上を作りに来ています。
ですので普段から店舗仕入をしている人が見たら目が飛び出すような、驚くほどの激安価格が設定されたりしております。だから仕入には本当におすすめのイベントなんです。また市場には出回らないような超レアなカメラやレンズも販売されていて、価格・質どれを取っても世界各国からバイヤーが訪れるというのも納得できるイベントと言えます。
今回、私も谷口さんもかなり仕入れをしました。特に谷口さんはものすごい量を仕入ていました笑。これは谷口さんが今回仕入れた商品の一部ですが、こんな感じの成果でした。
私はライカを中心に仕入れをしました。ネット上では6万円前後の相場の商品が、なんと32,400円で売られており、速攻で買いました。そしてその後クレジットカードを受け取り忘れるという失態を犯しましたが…笑。まぁ、でも儲かったから良いです。
混雑ぶりについて
さて、この「中古カメラ市」。かなり混雑しているのでは?と思われる方が多いと思いますが、予想通り大盛況で、とても混雑しております。特に初日は朝から松屋の前に異様な行列を作ってしまうほどで、儲かる商品を手に入れようとというバイヤー達が目をギラギラさせながら溢れかえっています笑。ちなみに谷口さんは松屋の近くに住んでいるため、午前5時くらいに訪れ、整理券をもらったそうなのですが、それでも18番だったということで。先頭の人はおそらく前日から並んでいたのではと予想されます。
私は開店する午前10時に行きました。まったく行列に並ぶことなく、スムーズに会場にたどり着くことができました。全然並びはしませんでしが、それでも先に挙げたお宝商品だったり、他にもちらほらとお宝が見つかったので「朝並ばないと良い商品が手に入れられない」というわけではないかと思います。というか、私は毎年並んでませんが、それでもだいたい、10〜20万円くらいの利益が出ている感じです。
この「中古カメラ市」は毎年週の半ばから6日間開催されているため、仕事があり平日に行けない人でも土日に行けるというのが良いです。特に土曜日は「理由ありセール」という通称「ジャンク市」なるビックイベントがあり、目玉商品が格安で手に入れられると好評です。もちろんジャンクではあるのですが、結構きれいなものだったり「ジャンクとは言ってもこの値段なら絶対買いでしょ」みたいな価格で売られたりと、利益を出すチャンスがとても大きいので、もし時間があれば行ってみることをお勧めします。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回の「世界の中古カメラ市」は昨年以上に来場者が多かったというのが個人的な印象です。これまで以上に中古カメラビジネスに携わる人が増えたのかもしれませんね。また例年通りではありますが外国人バイヤーもよく見られるのですが、今年は特に多かった印象です。
この「中古カメラ市」と8月の「新宿クラシックカメラ博」は中古カメラ転売を行っている人には是非参加していただきたイベントです。単純にカメラやレンズを仕入れるだけではなく、カメラ屋さんとのつながりを作るいい機会でもあります。仕入だけでなく情報交換の場としても絶好の機会ですので時間がある方は是非足を運んでみると良いと思いますね。