フィルムカメラ買取 業界最高水準の買取相場と査定の算出方法もご紹介
最近はスマホで写真が手軽に撮れるようになったためカメラを持っている人は以前に比べるとだいぶ少ないかもしれません。旅行に行くにしても、iphoneさえあれば写真も動画も取れてしまいますからね。いやはや便利な時代になったものです。
一昔前であれば一家に一台どの家庭にもカメラがありました。本格的な一眼レフとまではいかなくても、プラスチックでできたちょっとおもちゃみたいなカメラは持っていたのではないでしょうか。フィルムさえ入れればカシャっと撮れる。そんなお手軽なカメラを使った記憶がある方も多いと思います。
自宅にカメラやレンズが眠っていませんか?
「そういえばあのカメラどこ行ったっけ?」
ごそごそと押入れの中を探してみると奥底に見つかったフィルムカメラ。
「うわ!なんかボロい!しかも埃かぶっているし、これはさすがにちょっともう使えないし売れないな…」「買った時は高かったんだけど、最近使わないし捨てちゃおうかな」
ちょっと待ってください!!
それ本当に壊れてますか?
もしかすると押入れに眠っていたそのカメラ。適正な価格で買い取ってもらえればまとまった金額になるかもしれません。しかも、壊れていても驚くほど高く売れるお宝の可能性もありますよ。
業界が驚愕する超高額買取を実施中?!
フィルムカメラやオールドレンズを売りたい場合には、私たちにへご連絡ください。最新の相場をきちんとチェックして適正な価格買い取らせていただきます。
高価買取
なぜ業界最高レベルの高額査定で買い取ることができるのか?
実は私たち、業界の方が驚くような価格でフィルムカメラやオールドレンズを買い取っています。
なぜそんなことができるのかというと、実は販売先のほとんどが海外からの注文だからなんです。もちろんコレクターだけでなく海外のカメラ屋や写真スタジオとも取引しているため、毎日世界中から注文を受けています。だから、業界でもなかなか出せないような査定を出しているんです。
少し前の記事ですが、このような業界新聞でも取り上げられました。
「リサイクル通信」に掲載されました!!
また、専門の修理業者とも提携しているので、壊れているカメラやカビのあるレンズなどでも、ゴミ扱いせずにきちんと価格を提示して買い取っている点も私たちの査定の大きな特徴として挙げられます。
古物市場でも仕入をしています
みなさんが買取業者に売ったフィルムカメラはどこに行くのか?
実はそのほとんどが古物市場という古物業者専門の市場に出品されているのです。私たちが販売している商品のほとんどは古物市場での仕入れです。そのため、買取業者の多くは古物市場で利益が出る価格でしか買取ができません。古物市場では業者が仕入れる価格でしか売れませんから、みなさんが売るときになかなか渋い金額を提示せざるを得ないのです。そうならば、最初から海外のエンドユーザーに販売している私たちのようなカメラ屋さんに売った方が良いと思いませんか?
古物市場にて検品中の谷口
実は私たちがこれまで買取させていただいた方の約80%がコレクターでありリピーターです。
コレクターの方の多くは自分が大事に集めてきたコレクションを買い叩かれる可能性を常に危惧しています。そのため多くのコレクターは単価の安いカメラを複数の業者に査定を出し、その後一番高かったところで一度買取をしてもらうという手法を取っています。これはとても賢いやり方だと言えます。事前の査定が高くても、実際にカメラやレンズを送ったら「うーん、思ってたよりも状態が悪いですね」と言われ結果的に安く買い取られるというリスクもあるからです。だから、一度試験的に買取をしてもらい、信頼できるようであれば本格的に買取依頼をするのです。
実際、私たちに依頼される初見のコレクターさんも多くが様子見で、2回目以降から本格的にコレクションを持ってきていただいています。
正直、信頼関係の構築を考慮に入れないのであれば、査定だけを高く提示して買取の際にケチをつけて安く買い取ることはできます。しかし、それはトラブルにも発展しかねませんし、今後のお取引のための信頼関係など、失うことの方が大きいと私たちは考えています。
もちろん、写真で見た場合と実際に見て検品した場合のコンディションに差があることも多いですが、私たちは事前に程度が低かった場合の最低査定額もきちんと提示し、できるだけ納得いく査定方法で買取をさせていただいています。基本的には最低査定額になるようなカメラはほとんどなく、状態がよければそのコンディションに見合った価格で買取をさせていただいております。
そのため、カメラコレクターの方たちのリピーターが多いのです。
一度取引をさせていただき、その取引に納得していただいた上で、改めてリピーターとして本格的な買取をさせていただく。2回目以降の取引では私たちもお客様も信頼関係が構築できているため、大変スムーズな取引になっています。
もし自宅に眠っているカメラやコレクションしているカメラ、遺品整理で見つかったカメラなどございましたら一度私たちにご連絡ください。
業界でも高水準の高額査定をさせていただきます。もちろんフィルムカメラだけでなくオールドレンズ、アクセサリーの買取も行なっています。
そもそもフィルムカメラは売れるのか?
高級コンパクトカメラの名機 Minolta TC-1
実はフィルムカメラがブームなのです
インスタグラムの影響もあると思うのですが、ここ最近フィルムカメラの人気がものすごく高くなってきています。
ここ10年でスマホが普及し、誰もが携帯で手軽に写真を撮れる時代になりました。それどころかアプリで写真を加工することも簡単になり、素人がプロ顔負けの写真を撮れてしまうほど、写真はお手軽なものになったとも言えます。
しかし、誰でも上手に撮れるということは言い換えれば、つまらないものとも言えます。写真好きな人にとってスマホでの写真はもう物足りないものに成り下がっているのです。そしてそんなスマホ写真の成り下がりと同時に、きちんと自分の個性が出せるフィルムの価値が今、見直されているとも言えます。
私たちがコレクターに向けてカメラを販売し始めたのが2010年くらい。いまからだいたい9年前なのですが、その頃に比べると明らかにフィルムカメラの需要は高くなっています。フィルムカメラ業界ではすごく有名なのですが「Contax T2」という高級コンパクトフィルムカメラ、これが良い例です。私たちがカメラを扱い始めた頃はリサイクルショップで5000円〜1万円程度で大量に販売されていたかめらなのですが、この価格が昨今のフィルムカメラブームによって、なんと今では6〜8万円程度の超お宝カメラに変わってしまったのです。
この話については、以前私がプレイボーイで取材された際に紹介させていただきましたので、もし興味があれば読んでみてください。
【メディア掲載】「週刊プレイボーイ」から取材を受けました!!
誰でも簡単にスマホやデジタルカメラで上手に写真が撮れるようになってしまったことが逆に個人個人の個性が出るフィルムのアナログな人気につながっていくのですから、すごく面白いですよね。
個人的な予想ではありますが、フィルムカメラの人気は一時的なものではなく、これからもっと盛り上がっていくと思います。
もちろん古いレンズも売れます
Canonのオールドレンズ右からF0.95、F1.2、F1.4、F1.8
一眼レフを使うのはハードルが高いけれども、味のあるフィルムの写真が撮りたい!!
最近ではそんなカメラユーザーも増えてきたこともあってか、フィルムカメラではなく、自分が持っているデジタルカメラにマウントアダプターを装着してオールドレンズでカメラを楽しむという人も増えています。いわゆるオールドレンズブームです。特にミラーレスカメラを使っている女性ユーザーたちの間でオールドレンズは人気で、マニュアルレンズの個性が楽しめると大変な盛り上がりを見せています。
マウントアダプターさえあれば楽しめるという手軽さもあいまって、これまであまり見向きもされていなかった古いマニュアルレンズの価格は高騰してます。
私たちはボロボロのレンズや壊れたマニュアルレンズであっても、専門の修理業社に修理をお願いしているため、きちんと査定して買取をさせていただいておりますので、家に古いレンズが眠っている方はぜひ私たちにご連絡ください。
ちなみにstudio9さんのサイトでこんな記事を寄稿させていただいておりますので、オールドレンズに興味がある方は見てみてください。
初心者でも大丈夫!ミラーレス+オールドレンズで写真をもっと楽しむ方法!
カメラを高く売りたいならこれは知っておこう
カメラやレンズの相場は刻々と変化している
デジタルカメラやスマホが普及したことによって「フィルムカメラの時代はもう終わった」と一時期言われていました。しかし、先にも述べたように誰でも簡単に写真が撮れるようになると、少しずつ価値が見直されるようになり、インスタグラムの影響を追い風にフィルムカメラの人気が大爆発することになったのです。10代の若者たちの間ではあの「写ルンです」がブームとなり、ひと昔前に数百円で買うことができたプラスチックの安いカメラが、いつの間にか数万円で取引されるようになっているのです。
何が言いたいのかというと、フィルムカメラの相場が劇的に変化しているということです。半年前の相場で査定されても大損してしまうほど、価格の変動が激しくなっているのです。だからもし査定をしてもらうのであれば、最新相場で査定してもらえる買取業者に依頼することをお勧めします。
オススメの買取業者はどこ?
即答します。
ウチですね笑。
↑おい。
中古カメラビジネス通信 買取事業部
実績も豊富で業界最高値レベルの高額査定。
これ以上の買取業者はありません( ー`дー´)キリッ
と、そんな結論ありきの記事ではあまりにも露骨ですから、私たちがオススメできそうな他のカメラ店も紹介させていただきます。
マップカメラ
カメラ好きなら知らない人がいない、有名カメラ店。最近買取に力を入れていることもあり、人気のあるカメラであれば納得できる金額で買い取ってもらえる可能性が高いです。商品によってはワンプライス買取という一発査定買取を行なっているようです。
買取方法は、店頭買取・宅配買取が用意されており、査定料や出張料・送料などの費用は一切かからないというのが特徴です。
ソフマップ
全国200店舗を有するビックカメラグループの一角を担うソフマップ。こちらはフィルムカメラのよりもデジタルカメラの買取に定評のあるお店ですね。カメラ以外にも家電製品なども扱っています。
カメラのナニワ
大阪の企業と思いきや、関東でもレモン社というお店は聞いたことがある方も多いと思います。レモン社もナニワグループの店舗です。カメラのナニワはベテランスタッフも多く、カメラに非常に詳しいという印象です。
買取方法は、店頭買取・出張買取・宅配買取が用意されており、こちらも査定料や出張料・送料などの費用は一切かかりません。
逆に避けた方が良いのはこういうところ
リサイクルショップ
リサイクルショップはカメラ専門店ではないため、査定結果が微妙になるケースが多いです。
最新のデジタルカメラであれば適正な金額で査定してもらえる可能性もありますが、フィルムカメラになると二束三文の査定結果が出てしまうことが多いです。
理由としては買取スタッフが検品ができないから。
フィルムカメラの場合「これは正常に動作している」と自信を持って検品できなければ、そもそも高く売ることができません。簡単な操作のカメラであれば良いのですが、正常に動作するかどうかはそれなりに知識が必要なため、リサイクルショップでの買取は避けた方が賢明だと個人的には思います。
一括査定サイト
いわゆる相見積もりサイトの依頼です。一括で査定を依頼し、その査定結果から買取してもらえるカメラ屋さんを選ぶというやり方です。これは一長一短あり、00パーセント避けた方が良いとは言いきれないのですが、ちょっと見過ごせないことが多いので一応アドバイスだけさせていただきます。
一括査定の場合はいかに高く査定結果を出して選んでもらえるかが、買取業者にとってのキモになります。買取ができなくても査定依頼が一件でも入れば手数料が取られますから、選んでもらえなければ赤字なのです。そのため、多くの買取業者がひしめき合っている中で、どこよりも目立った査定を出し、依頼してもらえるように誘導する悪質な業者もいるのです。
商品を見ていないのにも関わらず、高い金額を査定をだすとどうなるか。もちろん、そのまま査定額のまま買取るのは業者としては非常に高いリスクが伴います。なので「査定結果を高く出し、商品を送ってもらってからケチをつけて低価格で買い取る…」そんな悪質な手段で買い取る業者も一定数存在してしまうのです。
これは私自身が相場調査のために査定を出し、買い取ってもらったところがそうでした。
ただもちろん優良なカメラ店も多いことも事実です。一概には言えないためなんとも言えませんが、そういったリスクを避けて優良なカメラ店を選ぶというのは一括査定の割にめんどくさいと個人的には思います。
本当に一番高く売りたいなら
一番高く売れるのはヤフオク
もし、あなたがフィルムカメラを一番高く売りたいと考えているならば、ヤフオクに出品して売ることをオススメします。手間はかかりますが金額だけでいうならば、これが一番おすすめだと言えるでしょう。ヤフオクであればどこの買取業者よりも高くあなたのカメラを評価してもらえます。
ただし、高く売る点ではお勧めですが、デメリットもあります。
ヤフオクは出品するのがめんどくさいのです。高く売るための手間と考えられるかどうか、そこが大きなポイントになると言えるでしょう。
実際にヤフオクでカメラを売る場合にどういった手順が必要なのか。簡単にご紹介させていただきます。
出品ページを作る
ヤフオクを利用したことがある人ならわかると思いますが、ヤフオクで売るためには出品ページをつくる必要があります。
写真を撮って商品を検品し、出品ページとして作っていかなければなりません。ここでポイントとなるのが、しっかりと動くかどうか検品をするということです。これができない場合は動作未確認で出品する必要がありますが、動作未確認のカメラは基本的には安く落札されてしまうため、検品をして動くかどうかの確認はしておくことをお勧めします。
また、高く売るためのもう一つのポイントとしてあげられるのが写真です。
カメラカテゴリーはヤフオクでは激戦区のため、テーブルに適当にカメラを置いてスマホで撮った写真だと安く買い叩かれる可能性が高いです。カメラが好きな方であれば、白抜きの背景で単焦点レンズを使って撮影すると良いと思います。こんな感じですかね。
ちなみに出品価格ですが、相場よりも安ければ早く売れますし、高くすると売るまでに時間がかかります。
落札履歴を確認して一番高く売れた金額をみて「この金額で売りたい!」と設定してしまうと、まず売れません。ヤフオクの落札価格はコンディションとタイミング、そして出品者の販売実績(評価)で金額が決まります。高く売れるための条件が揃っているのであればもちろん参考にできますが、本当に売る気があるならば、その商品が売れているボリュームゾーンを参考に、そこから少し安めの価格設定にすれば1〜2ヶ月あれば売れるかと思います。
えー、ちょっと時間がかかるなと思う方は、もう少し値段を安くすると即売れます。ただし、その金額が一般的な査定金額とあまり変わらないと思うので、手間を考えるのであれば、相場よりも少し安いくらいの金額を設定して売れるのを待つのが良いと思います。
梱包と発送
商品を出品して売れました。では次に何をしたら良いのか。売れたら売れたで、少しめんどくさいのですが、今度はカメラを梱包して発送しなければなりません。
カメラは保護のためにプチプチで包むようにしてください。プチプチがない場合は新聞紙などの緩衝材を目一杯使って包むのもありですが、基本はプチプチで包んで送ります。新聞紙で包んだだけで送ると、かなり高確率でクレームをもらうので注意が必要です。
また、送る際の段ボールは家に適当なサイズのものがあるならば、それを使えば良いですね。もし適当な大きさの段ボールがなければ、コンビニやスーパーでもらってくるか、近くのホームセンターの引っ越しコーナーなどで売っている段ボールを購入するのがよいでしょう(ちなみにプチプチも同じコーナーで売ってると思います)。普通のカメラであれば50〜60サイズの段ボールで十分です。
フリマアプリは?
ちなみにですが、メルカリも最近流行っていますが、個人的にはメルカリは販売先としてはお勧めできません。なぜなら、ヤフオクの方が高く売れるからです。メルカリはヤフオクに比べるとトラブルが多く客層が少し悪い(質の良い商品よりも安く買いたいと考える人が多い)という印象です
物によってはメルカリの方が高く売れるカメラもありますが、ヤフオクと比べると総じてメルカリの方が安いのです(メルカリで仕入れてヤフオクで売るというカメラ転売業者もいるくらいです)。安く売ってトラブルに巻き込まれるくらいなら、ノークレームノーリターンの買取専門店に出した方が精神衛生上良いかなと思います。
めんどくさいと思うかもしれませんが、一番高く売るのであれば自分で販売するのが一番良い方法なのです。「手間」をとるか「お金」をとるか。このどちらかで選ぶしかないかなと個人的には思います。
カメラの査定額をアップさせる方法
簡単でも良いので掃除はしておく
フィルムカメラやオールドレンズを査定していて、思わず「うっ…」となってしまうのは、押入れに何十年も眠っていたカビまみれ、埃まみれのカメラを扱うときです。私たちの場合、最終的に修理業者に出して綺麗にした状態で販売するため、そのカメラやレンズがどういう状態まで回復できるのかを考えて査定を出させていただきますが、あまりにも汚いものは印象が良くないので査定額は下がる可能性があります。
「変なところを触って壊したくない」
その気持ちは痛いほどわかります。しかし、簡単に埃やゴミくらいははらってから査定に出すくらいはできると思うので、そのくらいはやっておきましょう。絶対に損はありません。印象も良くなりますし、多少なりとも査定にも影響しますので。ちなみに私たちはカビが生えていても、使えると判断できるレンズにはそれなりの金額を提示していますので、カビありのカメラやレンズも遠慮なく出していただければと思います。
付属品も探しておく
Canonのレンジファインダー用のユニバーサルファインダー
カメラやレンズの場合、付属品も一緒に出していただくと査定額はアップします。カメラであれば箱やケース、上の写真のように何に使うのかよくわからないけど多分このカメラに使うんだろうと思われるもの。そういった付属品がつくだけで、査定額はアップします。
「箱やケースがないカメラやレンズは査定のマイナスポイントになります」という買取業者もいますが、フィルムカメラやオールドレンズの場合はそもそも箱やケースがあることの方が稀ですので、どちらかというと付属品がつくことで査定額がアップするという考え方が正しいです。
レンズの場合はフィルターやキャップ、フードといったものが付属品になります。例えばCanonのレンズであれば、Canonのキャップやフィルターなどが付いていることがあり、一緒に保管されていることも多いです。加点ポイントになりますので、査定の時に一緒に依頼することをオススメします。
カメラやレンズじゃない撮影器具は
ストロボや三脚、雲台など、カメラやレンズではない撮影器具は買取の対象になるかという話ですが、これも買取の対象になります。
もちろん価値がないものも多いですが、良いものはきちんとお知らせして、納得できる金額を提示しています。
ただ過去にあった話ですが「もう捨てるから、防湿庫ごとレンズを持って帰ってくれ」と言われたことがあります。さすがにあまりにも大きな防湿庫で全く売れる見込みがなかったため、そちらは引き取るだけの形にさせていただきました^^; 笑。
フィルムカメラの買取査定金額
査定額ってどうやって算出されているの?
カメラやレンズの査定はどうやって算出されているのかという話ですが、これはカメラ屋さんの考え方によって全く違うといって良いでしょう。基本的にはメーカー、種類、コンディションなど様々な要素で買取の査定額が算出されています。
同じカメラであっても8万円という査定を出すカメラ屋もあれば3万円と言ってくるカメラ屋もあります。ここら辺はピンキリです。それぞれの買取業者が独自の査定に関する考え方があり、これが基準ですと一概には言えません。また、カメラ屋さんがそのカメラやレンズを欲しがっているのかどうかというポイントも大きいです。
例えば100万円で売れるカメラがあって、そのカメラが確実に明日売れるのであれば95万円でも買い取るカメラ屋さんは多いと言えます。しかし、それが10年に1度しか売れないものすごく回転率の悪いカメラだとすれば、いつか100万円で売れるとわかっていても、10万円ですら買いたくないというカメラ屋さんがいてもおかしくはありません。
フィルムカメラはコレクター色の強い商品です。みんなが必要としているわけではないため、安くすれば簡単に売れるというわけではないのです。「そのカメラが欲しい」「ずっと探してたんだ」そんなカメラ好きの人たちを見つけることができなければ、たとえ100万円のカメラを50万円で店に出しても、全く売れないということが起こりうるのです。
だからお客さんから「ヤフオクでこのくらいの金額で落札されてるんだから、このくらいで買い取ってよ」と言われても困ってしまうカメラ店は多いのです。「すぐ売れるなら、即答でその金額で買い取るよ」と心の中で思いながら「これが限界です…」と苦笑いして電卓を叩いているカメラ屋さんもいるのではないでしょうか。これは別にカメラに限らず、他の商品の買取でも同じです。
とは言っても「仕方ないね…」と諦めて不当に安く売る必要もありません。販売力のあるカメラ屋であれば、きちんと適正価格で買い取ることができるわけです。
例えば私たちのように国内だけではなく、海外のコレクターとのコネクションを持っている場合「こういうカメラが欲しい」と世界中から依頼があり、探していることも多いです。そのため私たちは回転率が悪くても他の買取業者よりも高い金額を皆様に提示することができるのです。
ちなみにこれは余談ですが
過去にアートの買い付けをしていたことがあり、画廊に絵画を買い取ってもらっていたのですが、私が3万円で買い取ってもらった絵が、数ヶ月後に25万円の値札をつけられてその画廊で売られていたのです笑。「うわー!めっちゃ買い叩かれた!」と当時は思ったのですが、その絵が売れたのがなんと7年後、しかも15万円で売れたとのことでしたので、よく考えれば買取価格が3万円というのは適正価格だったのかもしれないなと思ったりしました。
まぁ、今になって思えばの笑い話です笑。ちなみにカメラは絵画に比べれば回転率は圧倒的に高い商品です。絵画のような買取り方はしませんので、そこはご安心ください。
参考 買取強化中メーカー
フィルムカメラやオールドレンズを買取りしていく中で、特に私たちが買取強化をしているメーカーがありますのでそちらをご紹介させていただきます。
Nikon (ニコン)
Nikon F3 HP
言わずと知れた国内最大手のカメラメーカーです。
Nikon Fから始まるF一桁シリーズはコレクターも多く、私たちも買い取らせていただく機会が大変多いメーカーです。特に最近ではNikon F3 HPが非常に人気ということもあり、高額の査定で買取強化させていただいております。
ちなみにNikon F3 HPは買取実績もございますので参考までに。
Nikon F3 HPを買取させていただきました!!
またフィルム一眼レフだけでなく、Nikon S S2 S3 S4 SPといったレンジファインダー系のカメラの人気も根強いため、こちらも合わせて現在買取強化しています。
Nikonはフィルムカメラだけでなくレンズも非常に人気があります。特に単焦点レンズ(ズームではないレンズ)のオールドレンズ愛好家の間でも需要は高いため、買取強化をさせていただいております。
Canon(キヤノン)
Canon P
こちらもNikonと負けず劣らず大人気のメーカーCanonです。キャノンではなくキヤノンが正式名称という方はあまり知られていないですね。Canonのカメラで特に買取を強化させていただいているのがレンジファインダー系のカメラです。バルナックライカを真似て作られた、いわゆるコピーライカシリーズは今でもコレクターの間では大人気のカメラです。また、Canon7や7S、CanonPなども海外では人気で、状態の良いものを探しているコレクターが非常に多いのも特徴です。
一眼レフのフィルムカメラですと、F-1やNew F-1、EOS1N系のカメラが人気です。
もちろんこちらもレンズも合わせて買取強化中です。
Leica(ライカ)
Leica M3
世界で初めてカメラの小型化に成功したドイツのカメラメーカーのLeica(ライカ)です。世界中にコレクターが存在しており、非常に人気のあるメーカーです。あのちびまる子ちゃんに出てくる、たまちゃんのお父さんが愛用しているカメラもライカ(確かM4)です。
Leicaの中でも特に買取を強化させていただいているのはM3から始まるライカMシリーズです。特にM3はレンジファインダーの最高傑作として名高いカメラとして挙げられます。
数年前は国内でもよく見かけていましたが、最近のフィルムカメラ人気もあり、Mシリーズは品薄状態が続いております。
ライカはレンズも高い?!
Leica summicron 35mm F2
もちろんMシリーズだけでなくLeicaに関してはレンズやアクセサリーも含めて、全てのものを超高額査定を出させていただいております。特にレンズに関しては、ボディよりも高値で買い取られることが多いのが特徴です(もちろんモノにもよりますが)。
私の祖父がもともとカメラが好きだったのですが、こんなことを言っていました。
ライカのレンズが数本あれば家が建つぞ!
実際に今はそこまで高くはないのですが、戦後まもない頃のライカのカメラやレンズというのはめちゃくちゃ価値のあるものだったのだと思います。そんなことを小さい頃に言われて育っているので、今でもライカを扱うときはちょっと特別な気持ちで査定をしています。
ちなみに世界一高額で取引されたのカメラはライカです。
1923年に試作品として作られた「Leica 0-series no.122」で、2018年の3月にオーストリアのウィーンでオークションにかけられ3億1500万円で落札されました。
1923年製のライカ試作機が3億円超で落札(デジカメWatch)
Contax コンタックス
Contax T3 70周年記念モデル
こちらも同じくドイツのカメラメーカー、コンタックス。あくまで超個人的な感想ですが、ライカではなくコンタックスが好きな人のイメージは凝り性な人が多いイメージです笑。それは私の周りだけなのかもしれませんが。。。
Contaxはここ数年で本当に価値が見直されたと言えるメーカーだと思います。特に先にも挙げましたContax T2などは高級コンパクトフィルムカメラの先駆けで、ここ数年で7倍以上の値上がりを見せました。もちろんそれに合わせて、T2の後継機であるT3は今ではびっくりするほど高額で取引されています。
またT2やT3だけでなくContax Ariaや中判カメラのContax 645などは非常に人気が高く、査定の際にはどこにも負けない金額を提示させていただいております。
また、Contaxは記念モデルも多いです。家に眠ってるカメラが超レアカメラだったということも多々ありますので、掃除してて見つかったけど「なんか汚いから捨てちゃおう」的な感じで勝手に捨てたりしないようにしましょう。
Contax T3の買取実績はこちらです、参考まで。
Contax T3 を買取させていただきました!!
まとめ
フィルムカメラは私たちが買い取ります
私たちが査定いたします(左・谷口、右・伊藤)
長々と書かせていただきましたが、何が言いたいかというとフィルムカメラは価値があるのできちんと適正な金額で買い取ってもらいましょうという話です。そして、私たちはみなさんが自宅で保管されているフィルムカメラをきちんと適正な価格で買い取りさせていただきます。
基本的には宅配配送でお願いをしておりますが、あまりにも多くて送れないという方やコレクションしているカメラだし、高額なものなので送るのがためらわれるという方もいらっしゃいます。そう言った場合には事情を伝えていただければ、都内近郊であればお伺いすることも可能です。
高価買取
実際、先日も取引のさせていただいた写真スタジオの方がカメラのシステムを総入れ替えするということで、全てのフィルムカメラを買い取りさせていただきました。その金額なんと数百万^^; もちろん量も量ということで、一度では査定しきれないこともあり、何度かお伺いさせていただき対応させていただきました。
このように柔軟な対応で買取査定はさせていただきます。もし、宅配配送が難しいという場合には一度ご相談ください。
追記
買取実績公開中!!
買取実績を現在、私たちが実際に買取をさせていただいたフィルムカメラを公開しています。ご自分のカメラがどのくらいの金額で買取されるのか、査定額を公開していますので興味のある方はご確認ください。
買取実績は不定期で更新させていただきます。
2019年9月15日 追記
マニュアルレンズも高額で買取中
フィルムカメラだけでなく、マニュアルレンズも現在高額で買取させていただいております。マニュアルレンズはオールドレンズの人気とともにデジタルカメラユーザーからの需要も多く、特に単焦点レンズは高額査定を出させていただいております。
レンズも一個からでも無料で査定させていただきますので、遠慮なくご連絡ください。
マニュアルレンズの買取実績はこちら
Canonのマニュアルレンズを買取りました!